インフルエンザウイルス迅速診断キット「エスプライン®インフルエンザA&B-N」鼻かみ液検体適用のお知らせ
明治製菓株式会社(社長:佐藤 尚忠)は、富士レビオ株式会社(社長:鈴木博正)が製造・販売し、当社が共同販売するインフルエンザウイルス迅速診断キット「エスプライン®インフルエンザA&B-N」の検体として、鼻かみ液が12月4日に追加承認されましたのでお知らせいたします。
従来、「エスプライン®インフルエンザA&B-N」は、鼻腔ぬぐい液、咽頭ぬぐい液、鼻腔吸引液を検体種としておりました。この度、鼻かみ液が検体として追加承認されたことにより、鼻をかむことによって出る鼻汁を検体として用いることが可能となり、検体の採取が容易となることから、鼻汁症状を呈する患者様の負担が軽減されるものと考えております。なお、鼻かみ液を検体として用いた場合、従来の鼻腔ぬぐい液、咽頭ぬぐい液、鼻腔吸引液と同等の臨床性能が得られることを確認しております。
当社は「エスプライン®インフルエンザA&B-N」の販売を通じて、インフルエンザ罹患時におけるウイルスの迅速な検出を実現し、医療現場における治療薬の適正使用ニーズの充足に一層貢献してまいります。
以上
【エスプライン®インフルエンザA&B-Nの概要】
本製品は、咽頭部または鼻腔部から採取した検体を用い、インフルエンザに感染しているかを迅速に判定する体外診断用医薬品です。操作が簡便であり、短時間 (15分)で結果が得られることから、診療の現場でインフルエンザの診断および抗インフルエンザウイルス薬投与の判断材料として用いられています。本製品の特長として、一度の検査でインフルエンザA型・B型を判別可能であること、ならびに高感度・高特異性などが挙げられます。
鼻かみ液検体の採取について
富士レビオ株式会社より、この度の鼻かみ液の検体適用に際して、鼻かみ液検体採取のための専用用紙が12月初旬に発売される予定です。
【会社概要】
[明治製菓株式会社]
- 1. 設立:
- 1916年10月
- 2. 本社所在地:
- 東京都中央区京橋2-4-16
- 3. 資本金:
- 283億6,300万円 (2007年3月31日現在)
- 4. 代表者:
- 代表取締役社長 佐藤 尚忠
- 5. 従業員数:
- 6,275名 (2007年3月31日現在、連結ベース)
- 6. 売上高:
- 3,939億円 (2006年度、連結ベース)
明治製菓株式会社についての詳細な情報はhttp://www.meiji.co.jp/(※)をご覧ください。※現在はになります。
[富士レビオ株式会社]
- 1. 設立:
- 1950年12月(分割前)
2005年7月新設分割によりみらかホールディングス株式会社の事業子会社となる - 2. 本社所在地:
- 東京都中央区日本橋浜町2-62-5
- 3. 資本金:
- 22億5,290万円(2007年3月31日現在)
- 4. 代表者:
- 代表取締役社長 鈴木 博正
- 5. 従業員数:
- 563名(2007年3月31日現在、連結ベース)
- 6. 売上高:
- 235億円(2006年度、単体ベース)
富士レビオ株式会社についての詳細な情報はをご覧ください。