ドラベ症候群治療薬「ディアコミット®」投薬期間制限解除のお知らせ

2013年11月29日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松尾正彦)は、2012年11月22日に薬価収載されたドラベ(Dravet)症候群(乳児重症ミオクロニーてんかん、SMEI:Severe myoclonic epilepsy in infancy)治療薬「ディアコミット®ドライシロップ分包250mg、同ドライシロップ分包500mg、同カプセル250mg」(一般名:スチリペントール)の新医薬品に関わる14日間を限度とする投薬期間制限(平成20年厚生労働省告示第97号)が2013年11月末日をもって終了することをお知らせします。

ドラベ症候群は原因不明のてんかん症候群であり、発生頻度は2~4万人に1人と推定され、生後1年以内に発症し、発達などへの影響を伴う、小児てんかんの中でも極めて治療が困難な疾患です。

ドラベ症候群の患者さんは自身で通院することが困難であり、ご家族の方も含め、その身体的負担は重いものと推察されます。今回、本剤が14日以上の投薬が可能になることにより、患者さんやご家族の更なるQOL向上につながるものと期待しています。

当社は「スペシャリティ&ジェネリック・ファルマ」として、重点疾患領域のひとつである中枢神経系領域の強化・充実を目指すとともに、難治性の疾患に苦しむ患者さんに本剤をお届けすることにより、医療に貢献してまいります。

以上