統合失調症治療薬「アセナピンマレイン酸塩」の製造販売承認申請に関するお知らせ

2015年05月28日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:小林大吉郎、以下「Meiji」)は、統合失調症を対象にMSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下「MSD」)と共同で開発を進めてきた非定型抗精神病薬「アセナピンマレイン酸塩」(一般名:以下「本剤」)について、本日、製造販売承認を申請しましたのでお知らせします。

本剤は舌下錠の新規非定型抗精神病薬であり、既存薬にはない多様な受容体に対する特有の結合プロファイルを有する薬剤で、有効性に加えて安全性や服薬上の特長により、本邦における統合失調症の薬物治療の新たな選択肢となることが期待されます。既に米国および欧州をはじめとする世界各国で、統合失調症またはI型双極性障害に対する治療薬として販売されています。
Meijiは、2013年3月に締結したMSDとのライセンス契約に基づき、日本国内での製造販売承認申請ならびに承認取得後の販売・流通およびプロモーションを行います。

Meijiは、うつ病や統合失調症など、治療満足度の低い中枢神経系疾患における治療とその発展に貢献してまいります。

以上