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よくあるご質問(FAQ)

Q1.アルファキサン®の有効成分は何ですか?
A1.アルファキサン®は、神経ステロイドであるアルファキサロンを含有する犬猫用に承認された麻酔導入薬です。アルファキサロン分子は構造がプロジェステロンに類似しています。

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Q2.アルファキサン®の作用機序は何ですか?
A2.有効成分のアルファキサロンは他の非解離型麻酔薬と同じ膜貫通型GABAA受容体に作用します[8,9]。 受容体に結合してクロライド孔の開口をもたらし、塩化物イオンの流入を可能にします。これにより、ニューロンの過分極およびインパルス伝達の阻害が発生し、アルファキサロン分子による麻酔効果が生じます。

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Q3.海外でのアルファキサン®の使用実績は?
A3.アルファキサン®は現在、世界中の何百万もの外科的処置における麻酔プロセスの一部として、日常的および非日常的処置に必要な動物の麻酔導入または維持に用いられています。2000 年代初期に初めてアルファキサン®が市販されたオーストラリアにおける動物麻酔の調査の回答から、アルファキサン®は犬の麻酔導入の50%以上、猫の麻酔導入の75%以上に用いられていることが示されています[26]

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Q4.アルファキサン®の投与用量および方法は?
A4.アルファキサン®は、犬および猫において静脈内注射により用いられます。用量は犬で2〜3mg/kg、猫で5mg/kgです。この量は、犬では体重1kgあたり0.2〜0.3mL、猫では体重1kgあたり0.5mLに相当します。本剤を効果が得られるまでゆっくり(算出された用量の1/4量を15秒毎)と注射することを推奨します。挿管を試みる前に、標準的反射(眼瞼反射、肢引き込み反射、角膜反射、咽喉頭反射、会陰反射)をモニタリングし、動物が深く鎮静しているのを確認するのではなく、完全に麻酔されていることを確認してください。この方法により、患者に応じた導入の必要用量を選択できます。また前投与薬を用いた場合、必ずしも算出された全用量を投与しなくてもよい患者もいると考えられます。

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Q5.アルファキサン®の薬物動態および薬力学的プロファイルはどうですか?
A5.アルファキサロンは、単回投与後体内から迅速に排出され、数時間以内に完全に消失します[17]。アルファキサン®が心血管機能に及ぼす影響は最小限です[4,5]。このため、導入後にも血圧は臨床的に許容可能な範囲に維持されます。これは正常な組織/臓器機能の維持に重要です。また推奨通りに投与されたアルファキサン®の用量依存的呼吸抑制は最小限です[1,2]。このため、患者は正常に呼吸する可能性が高く、吸入麻酔薬による維持への移行が円滑になります。

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Q6.アルファキサン®投与後、麻酔はどれくらい持続しますか?
A6.体内外の多様な因子の影響により、意識消失の持続時間は患者によって異なりますが、推奨用量(犬:2〜3mg/kg、猫:5mg/kg)でのアルファキサン®の投与後に前投与薬を使用していない健康な犬では約10分間、前投与薬を使用していない健康な猫では約25分間麻酔が持続するものと予測されます。

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Q7.アルファキサン®はどのくらい安全ですか?
A7.犬の推奨用量である2mg/kgの最高10倍量、猫の推奨用量である5mg/kgの最高5倍量のアルファキサン®を投与した結果、過量投与に対する急性作用が発現したが、最高用量において、動物を正常状態に覚醒させるために必要とされたのは、室内空気による換気のみでした[4,5]。また犬および猫で推奨用量の5 倍のアルファキサン®を、48時間間隔で3 回反復投与した結果、副作用は発生していません[7,23,27]

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Q8.アルファキサン®はサイトハウンドに用いることができますか?
A8.アルファキサン®は、サイトハウンドにおいても、覚醒の延長は見られず、信頼のおける有効な麻酔導入薬であることが論文で示されています[21]

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Q9.アルファキサン®は帝王切開で使用できますか?
A9.海外では犬の帝王切開手術における臨床試験で、本剤の効果および安全性(母犬の心血管系・呼吸器系パラメーターおよび子犬の生存率・活力)が確認されていますが[22]、胎子の呼吸器系への評価はしていないことから、国内では帝王切開手術において、使用上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にだけ使用することになっています。なお、猫の帝王切開手術における安全性は確立されていないことから、猫の帝王切開手術には使えません。

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Q10.アルファキサン®を使用する場合、今まで用いていた前投与薬を変える必要がありますか?
A10.必要ありません。アルファキサン®は、ほとんどの前投与薬群と適合することが示されています。併用可能な前投与薬はフェノチアジン(アセプロマジン)、抗コリン作動薬(アトロピン)、ベンゾジアゼピン(ジアゼパム、ミダゾラム)、α-2-アドレナリン受容体作動薬(メデトミジン、キシラジン)、オピオイド(モルヒネ、ブトルファノール、ブプレノルフィン、ヒドロモルフォン)およびNSAIDs(カルプロフェン、メロキシカム)が挙げられます[21-22,28-38]

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Q11.アルファキサン®を血管周囲に投与した場合、組織損傷を引き起こしますか?
A11.アルファキサン®は透明な中性の等張液です。このため、偶発的に血管周囲に投与しても組織損傷を引き起こしません[3,6,25]

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Q12.アルファキサン®を使用する際に筋弛緩剤を用いる必要がありますか?
A12.アルファキサン®は、筋肉を良好に弛緩させます[4,5]。 このため、補助的な筋弛緩剤を用いる必要はありません。

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Q13.どのような導入および移行が期待できるか?
A13.アルファキサン®では、麻酔用量以下での導入による興奮が認められません[1,2]。したがって、効果が現れるまでゆっくりと注射することが可能です。このことは、必要とされる薬剤の総用量を患者毎に選択し、呼吸抑制のリスクを低下させ、吸入麻酔薬による維持麻酔に円滑かつ迅速に移行できることを意味します。

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