野生イノシシに対する散布のための経口用豚コレラワクチン緊急輸入について

2019年02月25日 プレスリリース

昨年9月に国内で26年ぶりの発生が確認された豚コレラは、その後5府県に感染が拡大し、生産者にとって大きな脅威となっています。その対策の一環として、農林水産省ではウイルス拡散の一因と考えられる野生イノシシへの経口用ワクチンの使用が検討されてきました。

今回、農林水産省指導の下、当社は取引先であるドイツ・IDT Biologika GmbH社より協力を得て、欧州で使用実績のある経口用豚コレラワクチン(製品名Pestiporc Oral, ベイト型ワクチン)を緊急輸入し、農林水産省へ提供することになりました。

また、今後もこの特殊な経口用ワクチンの使用に際し、IDT Biologika社と連携し、現地への技術者を派遣するなど豚コレラの感染拡大防止に向け、農林水産省や関係者と共に協働して参ります。

以上

参考

◆農林水産省報道発表資料