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日本の医療基盤を支える企業集団へと進化する──。
こうした使命を実現するため、私たちMeiji Seika ファルマは経営層と社員とのコミュニケーションを重視し、全国の拠点で対話集会(タウンホールミーティング)を実施しました。
構造改革を経て新たなステージへ向かう今、全社一丸での挑戦が始まっています。

目次

  1. 1コミュニケーションこそ、改革のエンジン
  2. 2感染制御の基盤を支え、社会課題の解決を
  3. 3社員一人ひとりの成長が、会社を進化させる

コミュニケーションこそ、改革のエンジン

Meiji Seika ファルマは、長い歴史において、常に時代や環境の変化を先取りした改革を行ってきました。

1998年には、ジェネリック医薬品の使用促進を見すえ、開発型の製薬企業の先陣を切ってジェネリック事業に参入。2014年には、世界に拡大する医薬品受託製造の需要に応えるため、ジェネリック医薬品の製造拠点としてインドのメドライク社をグループに迎えました。2018年には、明治グループにKMバイオロジクスが加わったことでワクチン事業が強化され、70年以上取り組み続ける抗菌薬事業を併せ持つ企業として、感染症領域において予防から治療にわたるラインナップを確立しました。

そして今、私たちは、感染症領域におけるアジアのリーディングカンパニーを目指し、これまでにない大きな構造改革を進めています。

この改革を完遂するためには、Meiji Seika ファルマグループ全社で目標や戦略を共有し、全員で取り組んでいくことが必要です。

そこで2023年4月から9月にかけて、社長である小林大吉郎が全国の12拠点を訪れ、社員との対話集会(タウンホールミーティング)を実施しました。
構造改革のねらいは何か、どんな未来を描いているのか。
小林社長が社員に語りかけ、質疑応答も交えながら、社長と社員がそれぞれの考えや熱い想いを直接伝え合うことで、自分たちの使命や目指す方向性を再確認しました。

社員たちからさまざまな質問が寄せられ、小林社長と意見交換をしました

感染制御の基盤を支え、社会課題の解決を

Meiji Seika ファルマは2021年から、事業譲渡などによる財務体質の強化や研究開発体制の見直しを行い、今も構造改革を進めています。

この間、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、感染症予防に不可欠なワクチンだけでなく、医療に欠かすことができない抗菌薬も国内で一貫生産できることが国家安全保障上の重要課題であることが浮き彫りになり、自国でのワクチン開発や抗菌薬生産を強化する国家戦略が始動。

私たちはその動きを受け、元来の強みである感染症領域の事業をいっそう強化することを決意しました。現在、ペニシリン系抗菌薬の原薬原料の国内生産に向けてMeiji Seika ファルマ 岐阜工場で生産体制を構築しているほか、新型コロナウイルス感染症に対する次世代レプリコンワクチンの開発も進めています。

タウンホールミーティングで社長の小林は、社員たちに力強く語りました。
「今の私たちは、これまでの私たちとは違います。国家戦略と連動し、日本の医療基盤を支える企業集団として、社会課題の解決に貢献していく重大な使命を担っているのです」

全国の拠点でタウンホールミーティングを実施。グループ会社やオンラインからの参加を含め1800人以上の社員が参加しました

社員一人ひとりの成長が、会社を進化させる

Meiji Seika ファルマが、日本の医療基盤を支える使命を果たし、アジア、世界でも存在感を高めていくには、感染症はもちろん、新薬の開発、ジェネリック医薬品、中枢神経系、免疫炎症など、すべての領域に携わる社員一人ひとりの力が不可欠です。

時代や環境の変化に合わせて、Meiji Seika ファルマのポテンシャルを最大化していく。そして、医療関係者や、その先の患者様にとっての価値を追求していく。そのために今、自分がすべきことは──?

全社員が同じゴールを目指し突き進んでいくために、タウンホールミーティングは各人が日々の業務を振り返る機会にもなりました。
社員一人ひとりの成長を力に、Meiji Seika ファルマは大きく進化していきます。

専門性を高め新薬の上市に貢献

古山 修佑

Meiji Seika ファルマ株式会社
製薬研究所 合成化学研究室 二G

自分たちが携わる研究開発品目の社会的意義の大きさを改めて認識しました。今後も製薬研究所の一員として専門性を高め成長するとともに、組織を活性化することで新薬の上市に貢献し、明治グループだからこそできる社会課題の解決につなげていきます。

事業所全体の使命感が向上

萩原 健太

Meiji Seika ファルマ株式会社
岐阜工場 製造部

岐阜工場が製造を担っていくペニシリン系抗菌薬は、経済安全保障推進法において特定重要物資に指定されています。社長の力強い言葉によって、事業所全体の使命感向上につながったと感じています。

新しいチャレンジへの意欲がアップ

及川 桃果

Meiji Seika ファルマ株式会社
医薬東北支店 山形営業所

自己研鑽の大切さを再確認するとともに、新しいチャレンジへの意欲がさらに高まりました。新たな学びを通し、である「仕事をおもしろくする、おもしろい仕事を創る」を実践していきたいと考えています。

グループとして国の目指す医療に貢献

砂川 友佳

Me ファルマ株式会社
マーケティング部 企画G

Me ファルマが携わるジェネリック医薬品を取り巻く環境は大きく変化していますが、Meiji Seika ファルマグループとして国の目指す医療に貢献していく姿が想像できました。グループの一員として、これまで以上にMe ファルマの存在感を内外に示していきたいです。