meijiの信頼が
新薬を生む力をつなぐ。

T.H.
研究開発本部製薬研究所
バイオロジクス研究室一グループ
2020年入社 工学系(修士)卒
REASON & WORK
入社を決めた理由
REASON

高校時代に化学に面白さを感じ、理工学系の大学へ進学しました。数ある研究分野から選んだのは、探求していく上で最も楽しそうだと感じたバイオ工学でした。特に、抗体が特定の標的に強く結合できるように抗体を改変する「親和性成熟」に関する研究を続け、知識を活かせる業界として、製薬会社や化学メーカーへの就職活動を行いました。Meiji Seika ファルマに入社を決めたのは、明治HDとして食品の領域もあることから食と医薬の二つの観点で病気の予防から治療まで幅広く健康に寄り添う姿勢と、面接などでお会いした社員の方々が、人の良さや温かさに溢れていて、ありのままの自分を出せる環境だと思ったからです。

現在の仕事について
WORK

現在はバイオロジクス研究室一グループに所属し、新しい抗体医薬品の開発に携わっています。抗体は疾患の標的に結合し、治療効果を発揮するものですが、その安定性や親和性を高めることが重要です。私は、抗体の構造をデザインすることや、モデル予測を用いた物性の改善の業務を担当しています。また、一グループが設計した抗体の機能評価を実施する、先進治療研究室二グループも兼務しており、機能評価した結果をより優れた治療効果を発揮させる抗体のデザインに反映させています。

REWARDING & PR
仕事のやりがい
REWARDING

若手にも責任ある仕事を任せてもらえる環境が、何よりのやりがいです。入社1年目の終わりには、抗体の生産性を高める培養パートの責任者を任され、自ら主導してプロジェクトを推進しました。上司や先輩と議論を重ね、目標値の二倍の生産性を達成。現在もある疾患に対する抗体設計のプロジェクトを任せてもらっており、さまざまな成果を生み出せたときに貢献している実感を得られます。責任のある仕事ですが、目の前の課題を一つずつクリアしていけば、大きな役割を担うことを恐れる必要はありません。

Meiji Seika ファルマのすごいところ
PR

Meiji Seika ファルマの研究開発は、外部機関と連携をするのが特徴の一つです。ある疾患に対する医薬品抗体を創製する場合、自社だけでシーズ探索をするには限界があります。そこで大学などのアカデミアや外部研究機関から生み出されるシーズに、当社の抗体を「作る技術」をかけ合わせて新薬の開発を進めていくのです。こうした連携を可能にするのが、創業当時から感染症領域に携わってきたことによる「meijiの信頼」。さらに研究員も外部機関とレベルの高い議論ができるだけの専門性を持っているからこそ、ネットワークの構築とその連携から新薬が生み出していけるのです。

CAREER STEP & VISION
現在までのキャリアステップ
CAREER STEP
2020
入社、研究職として
バイオロジクス研究室二グループへ配属
2023
バイオロジクス研究室一グループへ異動
2024
先進治療研究室二グループ新木場駐在を兼務

入社後は、バイオロジクス研究室二グループに配属され、動物細胞を用いた培養プロセスの最適化を担当しました。一グループに異動してからは、現在のような抗体のデザインなどを担い、そして先進治療研究室二グループとの兼務により活性機能評価も行うなど、幅広い研究業務を行っています。

今後の目標
VISION

まずは現在の部署で、薬効の高い抗体を作れるよう、自在に抗体をデザインできる技術を身につけたいと思います。また、創薬の方向性を決定する疾患ニーズをつかみ、提案していくことで、Meiji Seika ファルマの主力となる新薬の開発を主導していきたいです。ゆくゆくは、経営者の視点を持った新薬創出にも挑戦したいと思っています。競争優位性を高めるために、私たちはどんな強みを持っているのか。他社の臨床試験や開発状況に目を配り、アカデミアが有する技術も把握しておくなど、外の世界の力を活かして当社を前進させられたらと思います。

OFF TIME
休日の過ごし方
OFF TIME

お休みの日は、絵画や陶器などの芸術鑑賞などへ出かけることが多いです。また陶芸教室でお皿を作ることもあり、そのときは「やっぱり自分はモノづくりが好きなんだな」と実感します。また、長期休暇には旅行にも出かけます。飛行機に乗るのが苦手で、以前は国内旅行ばかりでしたが、この間はじめて台湾を訪れたことで、日本では感じられない新鮮な雰囲気を楽しむことができました。これを皮切りに海外旅行にも出かけ、もっと視野を広げていきたいです。

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