
自ら望んだ成長は
薬づくりの道のりだった。
- A.T.
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研究開発本部非臨床開発部
動態評価グループ
2020年入社 薬学系(修士)卒

- 入社を決めた理由
- REASON
小学生の頃から理科が好きで、薬剤師にも興味がありましたが、「自分で薬を作った方が面白い」と考えるようになったことから製薬業界を目指すように。大学・大学院では、オーケストラサークルで演奏に打ち込む傍ら、薬物動態学を学び、薬がどのように体内を巡るのかを研究しました。学びを活かせる企業を探す中で、Meiji Seika ファルマの説明会に参加し、「非臨床から臨床まで幅広く関われる」という話を伺ったことが、入社を決めた大きな理由です。
- 現在の仕事について
- WORK
私は、非臨床開発部の動態評価グループと臨床開発部の臨床薬理グループを兼務しています。動態評価グループでは、細胞や動物を用いて吸収や代謝などの評価を行い、薬理や安全性、CMCの部署の方と一緒に最適な化合物を選定。そうして選ばれた化合物を臨床試験でヒトに投与するために薬物動態の観点から初回投与量を設定します。また、血中の薬物量を測るための測定系構築も重要な仕事です。臨床薬理グループでは、「どこの国で、どんなデザインで臨床薬理試験をするのか」を、考え提案していくのが主な仕事です。

- 仕事のやりがい
- REWARDING
プロジェクトの臨床試験で、患者さんに効果が表れる瞬間が仕事のやりがいです。入社してから3年にわたって担当した「皮膚疾患の治療薬」では、炎症によって腫れ上がっていた皮膚が綺麗な肌色に戻ったという結果を、写真を通して知りました。皮膚疾患は患者さんの外見にも関わってくるだけに、自分の仕事が誰かの役に立ったことがとても嬉しかったです。また、幅広い仕事によって成長を実感できるのもやりがいの一つ。初めて臨床試験のデザインから携わらせていただき、なんとか試験を終えられた瞬間には大きな経験ができたと感じました。
- Meiji Seika ファルマのすごいところ
- PR
若手に経験をさせ、成長させようという風土があるのが、 Meiji Seika ファルマのすごいところ。「どんな分野や業務に興味があるのか」を先輩や上司の皆さんがいつも気にかけてくれます。私自身も、入社時の希望通りに非臨床と臨床両方の業務を経験しており、他の方も希望に沿った仕事を任せてもらえています。さらに、上司や先輩の皆さんが温かくサポートをしてくれるのも当社の魅力の一つです。こうした優しさに支えてもらえるからこそ、新しい業務にも臆せず挑戦できるのだと思います。

- 現在までのキャリアステップ
- CAREER STEP
- 2020
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入社、研究職として
横浜研究所動態分析研究室へ配属
- 2021
- 本社の動態安全性評価グループへ異動
- 2024
- 臨床開発部臨床薬理グループを兼務
- 現在
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非臨床開発部動態評価グループ、
臨床開発部臨床薬理グループ(兼務)に所属
入社当時からの「非臨床から臨床へ移行したい」という希望に沿ったキャリアステップを歩めていると感じています。こうして幅広い仕事に関われることは、Meiji Seika ファルマだからこそ実現できていることではないでしょうか。創薬の上流から下流へ、さらには上市されるところまで見据えた業務に携わることにより、ゴールを見据えた臨床薬理試験計画や、非臨床段階の動態データ収集など、すべてを関連させて考えることができています。
- 今後の目標
- VISION
現在、 Meiji Seika ファルマが挑戦している抗体やmRNAといった新しいモダリティ領域での非臨床動態評価に関する知識を深めていきたいと思っています。実際に自分が新モダリティのプロジェクト担当になった時に効率的な評価方法を考え実践することに活かせるはずです。そして、海外の臨床試験のリーダーとして開発を進めていくことも今後の夢の一つです。当社ではグローバルで開発を進めるプロジェクトが増えており、海外の方々を相手にコミュニケーションや進行管理を担う立場になれるよう、これからさらに経験を積んでいきます。

- 休日の過ごし方
- OFF TIME
本社でのデスクワークが中心となったことで運動不足を感じ、半年ほど前からヨガを始めました。姿勢が良くなったかは分かりませんが、体を動かすことでリフレッシュできるのを実感しています。また、学生時代からのオーケストラ仲間と一緒に演奏会に行くことも私にとって大切な時間です。心身ともに健康に気を付けながら、これからも仕事に取り組んでいきたいです。




