40周年記念企画

中国の生産者

岡山県高梁市有漢町

いもち病、白葉枯病によく効いており、
問題が発生したことはほとんどなく、非常に安定している。

佐倉さん2世代

右端 佐倉康之さんの同僚

佐倉さん2世代

  • 敏男さん(昭和21年生まれ)
  • 康之さん(昭和47年生まれ)

佐倉さんが農業を営む岡山県高梁市は、中国山地の豊かな自然に恵まれた地域である。
岡山県中西部に位置し、市域の大半が吉備高原上の丘陵地からなる中山間地域である。
高梁川が北から南に貫流し、中心市街地は高梁川と成羽川が合流する地点の北側に広がる盆地に位置し、城下町の古い町並みを残している。

当地域では、稲のほか、もも、ぶどうなどが栽培されている。

康之さんは、平成6年から就農。父敏男さんと協業して農業経営に従事した。
その当時、敏男さんは既にオリゼメート粒剤を使用していた。
農協の指導もあり、現在でも継続してオリゼメートを使い続けており、生産者として効果に信頼感を持っていたことは言うまでもない。

オリゼメートとの出会いは、本田粒剤(オリゼメート粒剤)から。
その後、箱処理剤(Dr.オリゼプリンス粒剤10)に移行した。箱剤の普及により、本田に入る回数が減り、省力化が大きく進んだことが印象深い。
地域の農協に就職してからは、水稲や果樹・野菜場面で、生産者への対応を行ってきたが、特に水稲に関しては、米価低迷の状況も考慮して低コストで十分な効果の箱剤としてDr.オリゼスタークル箱粒剤を採用し、指導している。
一方、農協育苗センター(苗箱12万枚を育苗)向けには、播種時処理できるオリゼ剤を採用し、現在でも継続している。
箱剤は耐性菌リスクがあり、実際に耐性菌問題で使用できなくなった薬剤もあるが、オリゼメート剤はこの点でも問題なく、長い実績があり、効果も安定しているので全面的に採用している。
ただ、箱剤の殺虫成分によっては、出穂期の本田散布までの期間に残効切れとなる害虫もあることから、本田防除指導における一つのポイントとして、害虫の発生には常に気を付けているという。農協マンとしての強い指導性が感じられた。
オリゼメートの散布方法は、本田粒剤の時代には、田んぼに入って手撒きで散布していた。現在、農協育苗センターでは播種時施薬機を導入して機械散布しており、地域の3分の1程度の苗を作っている。また、オリゼメートは大半が箱剤になっている。

オリゼメートは、いもち病、白葉枯病に良く効いており、問題が発生したことはほとんどなく、非常に安定していると思う。
平成5年は農協入会数年後で、一部でずり込みも見られたと記憶している。オリゼメートは良く効いたと感じているが、本田での手散布が多かったことから散布ムラがあったり、水管理の問題などにより部分的にずり込みが発生した可能性はある。箱剤が普及してからはずり込み症状が確認されたことはなく、一層効果が安定したと感じている。

父 敏男さんと協力して農業を営み、農協職員でもある康之さんには、当事者と指導者を兼ね備えた優れたバランス感覚を感じた次第である。

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