散布技術の進化とオリゼメート 機械化の進展とともに

機械化の進展とともにオリゼメートを取り巻く環境も進化をしてまいりました。このコンテンツでは、その機械化の変遷とオリゼメート散布技術の進展、水稲作における農薬と散布機の現状と展望、そして有人ヘリコプターやラジコンヘリコプターを活用した空中散布をテーマにした内容をご紹介します。

1.我が国における主な農薬散布機

現在、我が国で使用されている農薬散布機(一般には「防除機」と呼ばれることが多い)を、散布する薬剤の剤型や作業方法等に基づいて分類してみると、表1のとおりとなる。これを見ると、現在使用されている各種の農薬散布機には非常に多くの種類があり、様々な農薬の剤型ごとにそれぞれ対応したもの、また、作業方法毎に多様な構造や仕様をもったものが存在している事がわかる。

このように、現在、我が国で農薬散布を行うための散布機器は極めて多種多様なものがある。これは、表1に示すとおり、農薬の剤型がそもそも多様であり、物性等も多様であるため、その散布に使用する散布機器も必然的に構造や仕様が多様化していることが理由と考えられる。また、特に機種が豊富な液剤散布機では、散布対象となる作物が多種多様であり、栽培様式、ほ場条件、作業形態、あるいは、作付け規模等が様々であり、それぞれの条件で効率的な作業に対応するために多様化したものと考えられる。

表1 我が国における主な農薬散布機の分類

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