がん患者さんとのコミュニケーション
Qがん患者さんとどうコミュニケーションをとればよいのかわかりません。コツはありますか?
A
大切に思う気持ちでコミュニケーションをとっていることが、患者さん自身に共有されていることが重要です。
がん患者さんに接するときは、気を遣って無理に何かを言おうとせず、ご本人の気持ちに思いを向けることが第一です。その中で、少しずつでもよいのでお互いの不安や気持ちを正直に話し合えるようになれば、お互いの理解も進むでしょう。
ときに、治療方針などについて意見が合わないこともあるかもしれません。それでも、どのような気持ちでその意見を伝えているのかを共有すれば、大きな亀裂にはなりにくいのではないでしょうか。
なお、治療方針で意見が異なった際は、正確な情報が助けになります。担当の医師やがん相談支援センターなどから正しい情報を得るように心がけてください。