感染予防のための手の洗い方

Q感染予防対策には手洗いが重要と聞いたのですが、どのように行うと効果的でしょうか?

A

手洗いは感染予防の最も重要な対策のひとつであり、特に外出後や食事の前後、トイレ使用後などに石けんと流水で20秒ほどしっかり行いましょう。

手洗いは感染予防対策の中でも最も重要な対策のひとつです。石けんを使い、流水で十分に手を洗いましょう。特に、指先や指の間、爪は手洗いが不十分になりやすいので、丁寧に洗うことを心がけましょう。アルコール消毒液を用いる場合は、手に適量を取り、よく擦り込みましょう。ただし、アルコールに過敏な場合は使用できません。
日常の生活の中で特に手洗いが重要なシーンは、外出から戻ったとき、トイレ使用後、食事の前後、鼻をかんだあと、咳をしたあと、使用中のマスクを触ったとき、動物やペットに触れたとき、ゴミ箱を触ったときや傷の処置や点滴ポートを触る前などです。
手を洗う時間も重要です。20秒は少し長い時間ですが、「ハッピーバースデー」の歌を2回歌うようなイメージでしっかりと洗いましょう。

がん患者さんの日常生活でのヒントとなるQ&Aを掲載しています。

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