がん治療に伴う口の中の乾きや味覚の変化

Q口が乾いたり味がよく分からなくなったりするのはなぜですか?

A

抗がん剤や頭頸部の放射線療法の影響で唾液の量が減っていることが考えられます。

抗がん剤や頭頸部(脳と目を除く首から上のすべての領域)の放射線療法により唾液腺がダメージを受けると唾液の分泌量が減り、口の中がネバネバしたり、乾いたりするようになります。また、唾液の量が減ることや、抗がん剤や放射線の影響で、味を感じとる細胞に障害が起きることがあります。味覚の障害によって栄養の摂取量が減る場合は、早めに医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、薬剤師、栄養士に相談しましょう。

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がん患者さんの日常生活でのヒントとなるQ&Aを掲載しています。

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