小児慢性特定疾病の医療費助成制度
Q子どものがんの治療などにかかった費用が高額の場合、負担を軽減できる支援制度はあるのでしょうか?
小児がんなどを含む小児慢性特定疾病にかかった18歳未満の子どもを対象に、医療機関での支払いが所得などに応じて定められる上限額を超えた場合の、超過分の金額が助成されます。
小児慢性特定疾病の医療費助成は、小児がんなどを含む特定の慢性的な病気(小児慢性特定疾病)にかかった18歳未満の子どもの治療費を支援するための制度です。
病院や薬局などの医療機関での1ヵ月の支払い金額が、所得などに応じて定められる上限額を超えた場合の、超過分の金額が助成されます。

※重症 ①高額な医療費が長期的に継続する者(医療費総額が5万円/月(例えば医療保険の2割負担の場合、医療費の自己負担が1万円/月)を超える月が年間6回以上ある場合)、②現行の重症患者基準に適合するもの、のいずれかに該当。
小児慢性特定疾病情報センター 小児慢性特定疾病の医療費助成に係る自己負担上限額を加工して作成
https://www.shouman.jp/assist/expenses
18歳になっても引き続き治療が必要であると認められる場合は、20歳になるまで制度を利用できます。助成を受けるためには、都道府県(または指定都市・中核市)が定めた指定医に医療意見書を作成してもらったうえで、上記の自治体の窓口への申請が必要です。
申請の際に必要な書類などは、自治体によって異なります。詳しくは、お住まいの自治体の窓口で確認してください。
また、小児慢性特定疾病の対象については、以下のサイトにてご確認ください。