新規農業用殺菌剤に関するダウ・アグロサイエンス社との共同開発および商業化契約締結のお知らせ

2013年07月10日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松尾正彦、以下Meiji)は、ダウ・アグロサイエンス社(本社:米国インディアナ州、以下DAS社)と、2013年7月8日付で、新規農業用殺菌剤に関する共同開発および商業化契約を締結しましたのでお知らせします。この契約に基づき、Meijiは、日本、韓国およびアジアの一部の国において、DAS社は、それらを除く全世界において、本剤の独占的な開発・商業化権を所有します。

本剤は、MeijiとDAS社の共同研究で見出された、小麦の病害およびその他の作物の病害に対して高い効果を示す、新しい化学構造を有する化合物です。本剤は、小麦の病原菌に対する作用メカニズムが新しく、既存の殺菌剤とは交差耐性を示しません。適用作物として、小麦、野菜、果樹、観賞植物等が考えられ、作物への散布による使用が可能です。

今後、DAS社は欧州において2014年に農薬登録申請を行い、2019年の上市を、Meijiは、日本における2015年の農薬登録申請を目指して、互いに協力して一日も早い本剤の開発を進めてまいります。

以上