慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「オーキシス® 9μgタービュヘイラー® 28吸入」投薬期間制限解除のお知らせ

2013年08月30日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松尾正彦)は、2012年8月28日に薬価収載された慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「オーキシス® 9μgタービュヘイラー® 28吸入」(一般名:ホルモテロールフマル酸塩水和物)の新医薬品に関わる14日間を限度とする投薬期間制限(厚生労働省告示第97号に基づく)が2013年8月末日をもって終了することをお知らせします。

本剤は、長時間作用性β2刺激薬(LABA)に分類され、速やかな効果発現と長期にわたる呼吸機能改善効果に加え、利便性の高いタービュヘイラー®をデバイスとして採用しており、現在、COPD治療薬として70以上の国と地域で承認されています。本剤は、気管支拡張効果の発現が早く、1日2回の吸入で患者さまの安心感やアドヒアランス向上に寄与できる吸入剤と評価されています。また、本年4月に日本呼吸器学会より発表された「COPD診断と治療のためのガイドライン第4版」の安定期薬物療法の薬剤として推奨されました。

COPDの薬物療法は、長期にわたることが多く、更に息切れ等の症状を有することから、通院に要する患者さまの身体的負担は重いものと推察されます。本剤の14日以上の投薬が可能になることにより、更なるQOL向上につながるものと期待しています。

当社は、これを機会にCOPDの早期発見・早期治療のための疾病啓発活動に一層取り組むとともに、薬物治療の情報提供を今まで以上に行い、一人でも多くのCOPD患者さまの治療満足度の向上に貢献してまいります。

以上