末梢性T細胞リンパ腫治療薬「darinaparsin注射剤」ソレイジア社による臨床第II相試験開始のお知らせ

2016年03月28日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:小林大吉郎、以下「Meiji」)は、末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)治療薬「darinaparsin(国際一般名)注射剤」について、提携先であるソレイジア・ファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:荒井好裕、以下「ソレイジア」)によるアジア国際共同第II相臨床試験(FPI)が開始されましたのでお知らせします。

PTCLはT細胞を起源とする悪性リンパ腫であり、治療抵抗性・予後不良で標準治療が確立されていない疾患です。darinaparsin注射剤は、ソレイジアが再発または難治性のPTCLを対象に開発を進めている新規ミトコンドリア標的薬剤(有機ヒ素化合物)であり、Meijiは2015年1月19日に締結された同社とのライセンス契約に基づき、同剤の製造販売承認後、日本国内における販売、流通およびプロモーションを担当します。

Meijiはdarinaparsin注射剤におけるソレイジアとの提携を通じ、治療満足度の低い血液内科領域の治療薬強化に取り組んでまいります。

以上

FPI(First Patient In):最初の被験者登録

参考資料

<ソレイジア・ファーマ株式会社について>

ソレイジアは伊藤忠商事株式会社及び米国MPMキャピタルによって2006年に設立された会社であり、日本、中国および他のアジアの諸国において、積極的な臨床開発と独自の事業化戦略により、欧米の革新的ながん領域医薬品を早期に患者に提供することをミッションとしています。
詳細は同社ホームページ()をご覧ください。