統合失調症治療薬「シクレスト®舌下錠」の製造販売承認取得に関するお知らせ

2016年03月28日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:小林大吉郎、以下「Meiji」)は本日、抗精神病剤「シクレスト®舌下錠 5mg」および「同舌下錠10mg」(一般名:アセナピンマレイン酸塩、以下「シクレスト」)について、「統合失調症」の適応で製造販売承認を取得しましたのでお知らせします。

新規非定型抗精神病薬である「シクレスト」は、既存の非定型抗精神病薬とは異なる特有の受容体結合プロファイルを有します。また、投与後速やかに崩壊する舌下錠であることから、有効性・安全性に加えて服薬上の特長により、統合失調症薬物治療の新たな選択肢となることが期待されます。なお、同剤は2016年1月現在、米国および欧州をはじめとする世界61カ国において、統合失調症または双極I型障害の適応で承認されています。

Meijiは2013年3月に締結したMSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ)の関連会社とのライセンス契約に基づき、「シクレスト」の製造販売承認を保有し、日本国内での販売・流通およびプロモーションを行います。Meijiは今後も、うつ病や統合失調症など、治療満足度の低い中枢神経系疾患における治療とその発展に貢献してまいります。

以上

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