抗精神病剤「シクレスト®舌下錠」新発売のお知らせ

2016年05月26日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:小林大吉郎、以下「Meiji」)は、「統合失調症」を適応とした抗精神病剤「シクレスト®舌下錠5mg」および「同舌下錠10mg」(一般名:アセナピンマレイン酸塩、以下「シクレスト」)を、本日発売しましたのでお知らせします。

シクレストは新規非定型抗精神病剤であり、既存薬とは異なる特有の受容体結合プロファイルを有します。また、投与後速やかに崩壊する舌下錠であるため、有効性・安全性に加えて服薬上の特長により、統合失調症薬物治療の新たな選択肢となることが期待されます。なお、同剤は2016年1月現在、米国および欧州をはじめとする世界61カ国において、統合失調症または双極I型障害の適応で承認されています。

当社代表取締役社長の小林大吉郎は「アンメット・メディカル・ニーズの高い統合失調症において、新たな治療選択肢として期待される、シクレストをご提供できることを嬉しく思います。今後も、うつ病や統合失調症など、スペシャリティ領域の一つである中枢神経系疾患の治療とその発展に貢献してまいります」と述べています。

以上

「シクレスト®舌下錠」の製品概要

製品名 シクレスト®舌下錠 5mg
シクレスト®舌下錠 10mg
英語表記 SYCREST®SUBLINGUAL TABLETS 5mg・10mg
一般名 アセナピンマレイン酸塩
剤型 舌下錠
製造販売承認日 2016年3月28日
薬価基準収載日 2016年5月25日
薬価 5mg 1錠 274.00円
10mg 1錠 411.00円
発売日 2016年5月26日
効能・効果 統合失調症
用法・用量 通常、成人にはアセナピンとして1回5mgを1日2回舌下投与から投与を開始する。なお、維持用量は1回5mgを1日2回、最高用量は1回10mgを1日2回までとするが、年齢、症状に応じ適宜増減すること。
製造販売元 Meiji Seika ファルマ株式会社

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