新規β-ラクタマーゼ阻害剤OP0595(Nacubactam)に関する研究開発 〜AMED CiCLE事業採択のお知らせ〜

2018年10月23日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林大吉郎、以下 Meiji)は、新規β-ラクタマーゼ阻害剤であるOP0595(開発番号、国際一般名Nacubactam)の国内開発について、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下AMED)による平成30年度「医療研究開発革新基盤創成事業(以下、CiCLE):第3回公募」課題として採択されましたのでお知らせします。

Meijiの感染症領域で培った創薬技術から見いだされたOP0595は、ユニークな作用機序により、β-ラクタマーゼを産生する薬剤耐性菌に対する抗菌薬の効力を高める薬剤であり、Meijiが国内における臨床第Ⅰ相試験を実施しています。OP0595はβ-ラクタム系抗生物質と併用することで、世界的に問題となっている薬剤耐性菌による感染症の治療に貢献できるものと期待しております。

  • 採択された研究開発課題
    応募課題名:
    新規迅速遺伝子診断法ならびに非臨床PK/PD理論を活用した新規β‐ラクタマーゼ阻害剤(OP0595)の単味製剤の研究開発
    代表機関:
    Meiji Seika ファルマ株式会社

Meijiは、感染症のリーディングカンパニーとして耐性菌用抗菌剤の開発を通じて、人々の健康に貢献します。

以上