新規バイオ後続品DMB-3115の第Ⅰ相臨床試験開始に関するお知らせ

2019年12月16日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林大吉郎、以下Meiji)は、韓国 東亞ソシオホールディングス株式会社(本社:韓国ソウル市、代表理事CEO:韓鐘賢)と共同で開発を進めている新規バイオ後続品DMB-3115(開発コード)について、健常成人を対象とした第Ⅰ相臨床試験を欧州で開始しましたので、お知らせします。

DMB-3115は、尋常性乾癬やクローン病等の治療に用いられる抗体医薬品であるウステキヌマブ(遺伝子組換え)製剤のバイオ後続品です。Meijiは、2011年9月に締結した東亞ソシオホールディングス株式会社とのバイオ後続品に関する戦略的包括提携に基づき、同剤の開発を共同で進めています。なお、治験薬の製造は、合弁会社であるDM バイオ Limited※1(本社:韓国仁川市、代表理事CEO:閔丙兆)が行います。

Meijiは、DMB-3115をはじめとするバイオ後続品を早期に上市することで、医療に貢献することを目指します。

以上

※1DM バイオ Limited:韓国東亞ソシオホールディングス社との間で2011年9月に締結されたバイオ後続品事業の研究、開発、製造、販売などの分野での包括的業務提携契約に基づき、2013年韓国の仁川経済自由区域に設立された合弁会社です。動物細胞培養を利用する組み換えタンパク質医薬品およびモノクローナル抗体医薬品の最先端の生産システムをベースとした他社開発製品の受託製造および工程開発等のサービスを提供するCMO/CDMO事業も進めており、様々な受託品目に対応するため、各種バイオ医薬品の原薬と製剤の生産を効率的に行うことができる施設と技術を保有しています。