ベトナムにおけるエパデールの販売に関する契約締結のお知らせ

2020年04月06日 プレスリリース

持田製薬株式会社(本社:東京都新宿区、社長:持田 直幸、以下「持田製薬」)とMeiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、社長:小林 大吉郎、以下「Meiji」)は、持田製薬が日本で製造販売する高純度EPA製剤「エパデールS」(以下「本剤」)について、ベトナムにおける販売に関する契約を締結しましたのでお知らせします。

本契約に基づき持田製薬は、Meijiがベトナムにおいて本剤を開発し、販売するための独占的権利を許諾します。Meijiは、ベトナムにおける提携パートナーであるThien Thao Joint Stock Company(ハノイ市)による、本剤の販売承認取得と販売を推進します。

持田製薬とMeijiは、2017年に本剤のタイにおける販売に関する契約を締結しており、今回、両社にとって本剤に関する2か国目の協業となります。高純度EPA製剤のリーディングカンパニーである持田製薬と、ベトナム現地企業とのパートナリングを通じて得た医薬品販売のノウハウを強みとするMeijiの協業により、同国の患者さんに本剤をお届けし、QOL向上に貢献してまいります。

以上

参考

エパデールについて

エパデール(一般名:イコサペント酸エチル)は、持田製薬が世界で初めて医療用医薬品として開発した高純度EPA製剤で、「高脂血症」「閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善」を適応としています。EPAの高度な精製技術と大量生産能力を持つ日本水産株式会社より原体の供給を受け、1990年の販売開始以来、多くの患者さんに服用いただき、有効性と安全性が実証されています。

Thien Thao Joint Stock Company(ティエンタオ合資会社)について

1995年にベトナムハノイ市に設立された医薬品・ヘルスケア製品を提供する合資会社です。Meijiは2012年にティエンタオ合資会社と包括的な提携について合意し、同社内にMeijiの製品を取り扱う専任販売組織を立ち上げ、メイアクトなどの販売を行っています。