アレルギー性疾患治療剤「ビラノア®OD錠20mg」 新発売のお知らせ

2021年11月25日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京、代表取締役社長:小林 大吉郎、以下 Meiji)と大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、代表取締役社長:小林 将之、以下 大鵬薬品)は、アレルギー性疾患治療剤「ビラノア®錠20mg」(一般名:ビラスチン)の追加剤形として口腔内崩壊錠「ビラノア®OD錠20mg」が、本日、薬価収載されましたことをお知らせします。発売は、2021年12月10日を予定しています。

ビラノアOD錠は、水なしでも服用できることから、嚥下機能が低下した患者さんや高齢の患者さん、水分摂取制限のある患者さんなどに利便性が高く、また、外出先で水が飲めない状況下でも服用できるなど、多様なニーズに対応できるアレルギー性疾患治療剤です。

ビラノアはスペインのファエス・ファルマ社(本社:レイオア、President:Mariano Ucar Angulo、以下 ファエス社)が創製した第二世代ヒスタミンH1受容体拮抗薬です。大鵬薬品は、ファエス社と2012年7月に締結した日本での開発販売権に関するライセンス契約に基づき開発を進め、2016年9月に「アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒」の効能・効果で製造販売承認を取得し、2016年11月よりMeijiと大鵬薬品で販売しています。海外では「アレルギー性鼻炎、蕁麻疹」の治療薬として120以上の国・地域で承認され、ファエス社と多くの企業のライセンス契約のもと販売されています。

Meijiと大鵬薬品は、ビラノアの情報提供活動および販売を引き続き両社で行い、アレルギー性疾患治療において、患者さんと医療に携わる方々により一層貢献できるよう努めてまいります。

2021年10月現在

参考

【ファエス・ファルマ社について】

ファエス・ファルマ社は、スペインの医薬品業界のリーディングカンパニーの一つであり、新薬の開発、製造および販売に注力しています。また、ポルトガル、ラテン・アメリカおよびアフリカにも強力なプレゼンスを持つとともに、ビラスチンを中心に国際化に向け邁進しています。ファエス・ファルマ社の詳細については をご参照下さい。

製品概要

製品名 ビラノア®OD錠20mg
一般名 ビラスチン
効能又は効果 アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒
用法及び用量 通常、成人にはビラスチンとして1回20mgを1日1回空腹時に経口投与する。
製造販売承認日 2021年9月27日
薬価収載日 2021年11月25日
発売日 2021年12月10日
薬価 66.8円/錠
包装 PTP包装:100錠(10錠×10)、420錠(14錠×10×3)、500錠(10錠×10×5)
製造販売元 大鵬薬品工業株式会社
販売元 Meiji Seika ファルマ株式会社
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