学生生活と介護の両立:生活の工夫

Q【学生生活と介護の両立】大学生活とがんの家族の介護を両立させるための時間管理のコツはありますか。

A

生活の中で優先順位をつけ、時間の使い方を見直してみましょう。外部サポートを頼ること、スキマ時間を活用することもおすすめします。

大学生活では、学業だけではなく、友人との付き合い、サークル活動、就職活動など、何かと忙しく、それらはあなたの将来にとって大切なことです。私たちが活動できる時間には限りがあります。学生生活と家族の介護のバランスを整えるためには、時間の使い方を見直してみることが重要です。例えば、以下のような時間管理のポイントが考えられます。

時間管理のポイント
1. 優先順位を明確にする
2. 外部サポートを頼る
3. 予定は詰め込みすぎない
4. 朝・就寝前の時間を有効活用する
5. スキマ時間を有効活用する
  1. 優先順位を明確にする
    学生生活と家族の介護の中で、最優先にすべきものとそうではないものを区別しましょう。特に、急ぎではないことは後回しにしても構わないと考えることも大切です。自分のことも大切にし、自分にとって大切なことに集中する時間を確保することで行動がスムーズになり、心に余裕ができます。
  2. 外部サポートを頼る
    ご自身の時間と家族の介護にかかる時間の調整が難しい場合は、外部に頼ることも考えましょう。ご家族が要介護認定を受けている場合は、介護保険サービス(訪問看護やショートステイ、デイサービスなど)を利用することができます。サポートが必要なときにあわてないよう、事前に地域包括支援センターに相談しておくと安心です。
  3. 予定は詰め込みすぎない
    突然の体調変化や予期せぬ事態も起こるため、スケジュールは詰め込みすぎず、柔軟に調整できる余裕をもつことが大切です。また、スマートフォンのスケジュール管理機能を活用するのもよいでしょう。
  4. 朝・就寝前の時間を有効活用する
    朝は集中しやすい時間帯です。朝にご自身のことに取り組んだり、洗濯・掃除を済ませておくことでその日一日を余裕もって過ごすことができるでしょう。夜は、少しの時間でよいので、一日を振り返ったり、翌日の予定を確認したりしておくと、生活のペースが整います。
  5. スキマ時間を有効活用する
    移動時間や待ち時間も貴重な時間です。短時間でも学習や片付けに時間をあてるなどして、時間を有効活用しましょう。

少しずつ工夫を重ねながら取り組むことが、学生生活と家族の介護のバランス維持につながるコツです。無理をせず、必要なときには外部の支援も上手に活用しながら、ご自身のための時間も大切にしていきましょう。

がん患者さんの日常生活でのヒントとなるQ&Aを掲載しています。

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