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2025-26年 秋冬 インフルエンザ&新型コロナワクチン接種ガイド

2026年10月時点

2026-27年 秋冬の接種、何を確認する?

まずは、制度・助成の最新情報を確認しましょう 新型コロナワクチンは、現在、インフルエンザワクチンと同じように、自治体による定期接種として実施されています。
接種費用は原則有料ですが、自治体によっては、対象者に対して助成制度を設けている場合があります。
対象者や助成内容、接種期間、自己負担額は自治体によって異なるため、接種を検討する際は、厚生労働省やお住まいの自治体の案内など、最新の公的情報を確認しましょう。

2026-27年シーズンは、例年より早いインフルエンザ流行入りに 2026-27年シーズンは、8月に全国的なインフルエンザの流行入りが発表されました。これは、感染症法が施行された1999年以降、2009年に次いで2番目に早い流行入りとされています。
昨シーズンも9月後半に流行入りしており、11月下旬〜12月、2月にも高い水準での流行が報告されました。
流行の時期や規模は年によって異なり、現時点で2026-27シーズンの流行パターンを予測することはできません。しかし、受験や学校行事、帰省、仕事の繁忙期など、できるだけ休みたくない予定がある場合は、流行が本格化する前に、ワクチン接種のタイミングを確認しておくと安心です。

出典:厚生労働省「インフルエンザの発生状況」より当社作成

新型コロナは、年間を通じて感染者が出ることがあります 新型コロナウイルス感染症は、インフルエンザのように冬だけ注意すればよい感染症ではなく、年間を通じて患者の発生が報告されています。 2025年も夏に患者報告数が増加する時期が見られるなど、流行のタイミングは年や地域によって異なります。

出典:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の発生状況」より当社作成

新型コロナウイルス感染症は、家庭内で高齢の方や基礎疾患のある家族にうつしてしまうケースもあります。受験や学校行事の直前に感染すると、出席停止や体調不良で大きな影響が出ることもあるため、家庭を単位にした予防を考えることが大切です。

以下のような場合は、自分が感染源にならないための“予防の輪”を意識してみましょう。

  • 家族に基礎疾患のある人がいる
  • 乳児やまだ接種できない子どもと関わる機会がある
  • 学校・職場・施設など、集団での活動が多い環境にいる

今年も、「費用の有無」ではなく「今の自分と家族の健康を守るために必要かどうか」を軸に、ご家族・医師と相談することが大切です。

感染症予防の基礎知識~ワクチンの役割と考え方~

最新情報の確認先

いつ接種するのがベスト?

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受験生や高齢の家族と一緒に暮らす方、“絶対に休めない予定”がある方は、早めの接種が安心です。
かかりつけ医に相談しながら、家族全体のスケジュールを立てるのがおすすめです。

インフルエンザワクチンは「毎年秋に1回」が基本 季節性インフルエンザは冬に流行することが多いため、9月下旬〜11月中旬に接種しておくと、流行期をしっかりカバーできます。
接種後に免疫がつくまで約2週間、効果は3〜5か月ほど持続します。13歳以上の方は1回接種、6ヵ月以上13歳未満のお子さんは2回接種(2〜4週間空けて)が基本です。

コロナワクチンは「予定に合わせて備える」のがコツ 新型コロナは、インフルエンザのような“季節性”があまりなく、年間を通じて感染者が出ています。受験や旅行、結婚式、仕事の繁忙期など“絶対に休めない予定”の1〜2か月前に接種することを検討しましょう。
接種から2週間ほどで免疫がつき、その後、2〜3か月は比較的高い予防効果が期待できます。

インフルとコロナ、同時接種も可能です インフルエンザと新型コロナのワクチンは、同日に左右の上腕など別の部位に打つことが可能です。忙しいご家庭にとっては、通院の回数が減らせるのが大きなメリットです。
副反応についても、重なってそれぞれのワクチンを接種した以上に強く出るわけではないと報告されています。ただし、過去に強い副反応が出たことがある方や、体調に不安がある場合などは、別日での接種を選ぶこともできます。
事前に医師に相談し、無理のないスケジュールで進めましょう。

ワクチン接種の意義とは?

「ワクチンを打ったのに、かかったことがある」
そんな経験から、「接種する意味がないのでは?」と感じている方もいるかもしれません。

ワクチンは、病原体への免疫をつけ重症化などを防ぐ手段になります。
特に、高齢の方や基礎疾患がある方などはそうでない方よりも重症化するリスクが高いとされています。自分自身の感染を防ぐだけでなく、周囲の方を守るためにも適切な感染対策が重要です。

私たちの体を守る免疫には、一度侵入してきた病原体(病気を引き起こす細菌やウイルスなど)を記憶し、次に入ってきた際により早く対処する機能が備わっています。ワクチンはこの仕組みを利用し、ある病原体に対して特異的にはたらく機能(免疫)を獲得させます。つまり、新型コロナワクチンは新型コロナウイルスへの、インフルエンザワクチンはインフルエンザウイルスへの免疫をつけ、感染や発症、重症化に対して能動的に予防を図る方法なのです。

接種を迷った時の考え方

出典:厚生労働省「予防接種・ワクチン情報」より当社作成

監修医師:中野 貴司 川崎医科大学 小児科学特任教授、日本小児科学会 小児科専門医・指導医、日本感染症学会 感染症専門医・指導医、ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター

ワクチンで備える 2026 - 27年秋冬 インフルエンザ&新型コロナワクチン接種ガイド