私たちの仕事

品質部門には品質管理部と信頼性保証部の2つの組織・役割があります。
品質管理部は原薬原料・包装資材、製剤・製品に関して医薬品製造販売承認書や輸出届に基づく試験をはじめ、製造現場の環境モニタリングや他社の生物学的力価試験の受託、安定性モニタリング等、幅広く的確な試験を行い、私たちが関わる国内外の医薬品、製品の品質の砦として、日々、多くの試験業務を誠意をもって推進しております。
信頼性保証部は医薬品の品質を確保するための中心的役割を担っています。原材料入荷から製品出荷までの各工程がGMPに準拠しているか確認し、出荷承認を行います。また、変更、逸脱、CAPA、自己点検等の品質システムを運用しています。更に、品質意識向上のための教育訓練を実施し、品質文化醸成の取り組みを行っています。

設備管理部では主に「新規導入工事」および「保守・メンテナンス」を実施しています。
「新規導入工事」は新規製造棟の建設といった大規模なものから、新規品目導入に伴う内装空調改装や新規設備導入といった中規模なもの、設備老朽更新といった小規模なものなど様々なニーズに対応しています。
「保守・メンテナンス」は安定生産を実現するための予防保全の取り組みに加え、工場の重要なインフラである電気・蒸気・用水といったユーティリティ設備の運転管理も行っており、縁の下の力持ちとして生産活動を支えています。
このように設備管理部での業務は多岐に渡るため、やりがいと自身の成長に繋がる組織であることが特徴です。

経営管理部には経理室とSCM室の2つの組織・役割があります。
経理室では主に経費精算、決算業務、予算管理、資金管理などを行っており、会社の信用や経営の健全性を支える非常に重要な仕事、役割を担っています。
SCM室では文字通りサプライチェーンマネジメントとして、需要に対応した生産計画の立案から、生産に必要な原薬・原材料の調達、棚卸資産管理、出荷管理までを行っており、社内外関係者としっかり連携し、日々、医薬品の確実生産と安定供給に努めています。
経営管理部は会社の経営活動をサポ－トする中枢的な役割を担っている部署です。

人事総務部は生産活動を下支えする重要な部署です。人事、労務、採用、研修、福利厚生、労働安全衛生防災、環境活動等を担っています。
人事面では、有能なスキル人財の育成・強化に注力し、個々の業務レベルアップをサポートしています。安全面では、過去に発生した労働災害のリスクを疑似体験して危険感受性を養う研修を実施しています。衛生面では、健康管理室を設置し、職場環境の改善や社員の心身のケアを図っています。
また、環境保全・社会貢献活動の一環として、小田原地区の海岸・河川の清掃活動や、絶滅危惧種「酒匂川水系のメダカ」の飼育をおこなうなど、ESG（環境・社会・ガバナンス）の取組みを推進する部署でもあります。