慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「オーキシス® 9µgタービュヘイラー®28吸入」新発売のお知らせ

2012年09月03日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松尾正彦、以下「Meiji」)とアストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ポール・ハドソン、以下「アストラゼネカ」)は、ドライパウダー式吸入製剤である慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)治療薬「オーキシス® 9µgタービュヘイラー®28吸入」(一般名:ホルモテロールフマル酸塩水和物)を本日発売しましたのでお知らせします。

本剤は、有効成分として長時間作用性ベータ2刺激薬(LABA)であるホルモテロールフマル酸塩水和物を、利便性の高い吸入器具であるタービュヘイラー®に充填したCOPD治療薬で、70以上の国と地域で承認されています。吸入5分後に速やかな効果発現を示し、約12時間効果が持続します。またコンパクトかつ軽量といった優れた特長を有しています。

COPDは、タバコ煙などに含まれる有害なガスを習慣的に長期間吸入することで起こる、肺の慢性的な炎症性疾患です。主な症状として、咳、痰、息切れ、労作時の呼吸困難などが現れます。WHOの統計によると、COPDは世界の死亡原因の第4位とされ、日本の潜在患者は約530万人を超えるとされています。

Meijiとアストラゼネカの関連会社であるスウェーデン国法人アストラゼネカ・アクチエボーグ社は、 5月28日に日本国内における独占的な流通、販売およびプロモーションに関する契約を締結しています。この独占販売契約に基づき、本製品の流通、販売およびプロモーションはMeijiが担当し、製造はアストラゼネカが担当します。両社は協力し、本製品を通じてCOPDの治療や患者さんのQOL向上に貢献してまいります。

以上

「オーキシス® 9µgタービュヘイラー®28吸入」の製品概要

オーキシス® 9µgタービュヘイラー®28吸入
製品名
「オーキシス® 9µgタービュヘイラー®28吸入」
(英語表記 Oxis® 9µg Turbuhaler®28 doses)
一般名
ホルモテロールフマル酸塩水和物
剤形
ドライパウダー式吸入剤
製造販売承認日
2012年6月29日
薬価基準収載日
2012年8月28日
薬価
1,660.00円/1キット
発売日
2012年9月3日
効能・効果
慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解
用法・用量
通常、成人には1回1吸入(ホルモテロールフマル酸塩水和物として9µg)を1日2回吸入投与する。
製造販売元
アストラゼネカ株式会社
販売元
Meiji Seika ファルマ株式会社