オープンイノベーション

外部パートナーとの連携強化

近年、画期的な新薬の種はアカデミアから生み出されるケースが増えています。当社は社内研究体制を最適化し、アカデミアとのオープンイノベーション型共同研究の推進、スタートアップとの連携に取り組んでいます。社内外の人財を融合させることで、成果が現れつつあります。

図:外部パートナーとの連携強化

アカデミアとの連携

  • 学校法人北⾥研究所
    次世代型イベルメクチン誘導体によるCOVID-19に対する画期的治療薬創出と抗ウイルス薬の基盤構築を目的とした共同研究
  • 学校法人順天堂
    First in Classのがん治療薬の創製を⽬指した共同研究
  • 公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
    関節リウマチなどの自己免疫疾患の治療薬の開発に関する共同研究
  • 国立大学法人京都大学
    新たながん免疫複合療法の開発を目的とした「がん免疫PDT研究講座」を開設
  • 広島⼤学、マクニカ社
    感性脳科学を活用したうつ病予防DXと社会実装に関する共同研究

スタートアップとの連携強化(出資/業務提携)

  • 株式会社BiPSEE
    「うつ病治療VR製品」の事業化推進に関する業務提携を契約
  • BlueDot Inc.
    医療関係者向けに、国内外の重要な感染症情報をタイムリーに収集・分析した信頼性の高い情報の提供

神戸医療産業都市推進機構と連携し、免疫疾患予防のためのメカニズムを解明

公益財団法人神戸医療産業都市推進機構との7年にわたる共同研究で、免疫抑制作用を誘導する新規の「抗PD-1アゴニスト抗体」を創出しました。現在は、同抗体が、自己免疫疾患に対する治療薬として早期に貢献できるよう、取り組みを進めています。この共同研究は、ノーベル医学生理学賞受賞者で同機構理事長の本庶佑博士のがん治療研究を応用したもので、本庶博士と同機構 先端医療研究センター 免疫機構研究部長の太田明夫博士のご指導の下、最先端の研究を展開中です。

神戸医療産業都市推進機構