抗悪性腫瘍剤「ダウノマイシン®静注用20mg」
急性白血病の用法・用量一部変更承認申請のお知らせ

2020年04月07日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:小林大吉郎、以下「Meiji」)は、このたび、抗悪性腫瘍剤「ダウノマイシン®静注用20mg」(一般名:ダウノルビシン塩酸塩、以下「ダウノマイシン」)について、急性白血病の標準療法に合わせた用法・用量一部変更承認申請を行いましたので、お知らせします。

ダウノマイシンは、1970年に急性白血病の治療薬として承認され、現在日本を含む世界20カ国以上で販売されています。ダウノマイシンを含む化学療法レジメンは、急性白血病の標準療法として国内外の診療ガイドラインで推奨されています。今回の申請は、標準療法で用いられる用法・用量に合わせるため、診療ガイドラインおよび公表論文等の公知情報に基づいています。

Meijiは、ダウノマイシンの発売以来、白血病の治療に用いられる抗悪性腫瘍剤「テラルビシン注射用」のほか、血液内科領域で必要とされる各種抗菌薬などを長きにわたり開発・提供してきました。2019年12月にはエピジェネティックな作用を有するイムノモジュレーター「HBI-8000」の販売契約を締結、ならびに慢性移植片対宿主病(慢性GVHD)治療薬「KD025」を開発・販売するための合同会社へ出資し、血液内科領域の製品強化を進めています。今後も、急性白血病を含む血液がんで苦しむ患者さんのQOLと予後向上に貢献できるよう、がん治療薬ならびにがんの支持療法に用いられる感染症治療薬などの提供に全力で取り組んでまいります。

以上